2016年9月15日木曜日

住吉神社 石岡市井関 Sumiyoshi shrine Ishioka

住吉神社 石岡市井関    Sumiyoshi shrine Ishioka

 大山咋命おおやま(おおやな)くいのみこと
        創建は大同2年と伝えられている。
                         (茨城県神社誌)
神社誌によると「住吉」又は「日吉」 とも伝えられているという。


石岡市八木(井関)の霞ヶ浦湖岸近く、60段以上ある石段を登ると住吉神社があります。高台からは霞ヶ浦が見えます。むかし、霞ヶ浦の船からは神社を祀る高台がよく見えました。この付近はむかし、農、漁業が栄えていました。手元にある明治時代の書物によりますとここでは白魚、蝦(エビ)鰻(ウナギ)が多くとれたようです。
 
 住吉の神さまは一般的には底筒男命・中筒男命・表筒男命を祀り、海の神とされまた、
農工に御利益があると祀られてきました。
また、 住吉日吉神社が熊本県菊池市にあって  御祭神は大山咋神です。

 比叡山の麓、滋賀県大津市坂本に鎮座する日吉大社は、崇神天皇7年に創祀された、全国の日吉・日枝・山王神社の総本宮です。都の魔除・災難除を祈る社として知られています。また延暦寺の護法神として長い間崇敬されてきました。

この日吉神社の中心となるのが東西本宮をはじめとする山王七社です。
西本宮→大己貴神 (おおなむちのかみ)
東本宮→大山咋神 (おおやまくいのかみ)
宇佐宮→田心姫神 (たごりひめのかみ)
尾宮→大山咋神荒魂 (おおやまくいのかみのあらみたま)
白山宮→菊理姫神 (くくりひめのかみ)
樹下宮→鴨玉依姫神 (かもたまよりひめのかみ)
三宮宮→鴨玉依姫神荒魂 (かもたまよりひめのかみのあらみたま)

同じく京都にある松尾大社も祭神は大山咋神で酒造りの神としても知られています。
そのような理由によって 複雑な感がありますが、これで納得としましょう。

地元に昔から続く旨い酒の酒蔵があります。
初代主が京から石岡に移り住み、酒蔵を寛正3年(1462)にはじめ、日本に現存する酒蔵で2番目の歴史を誇るそうです。 それ以来清酒「富士泉」の伝統を守り続けています。 江戸時代には、水戸光圀公がこの地域を訪れ、藤田酒造の活動に対して、お褒めを戴いているそうす。(参考・石岡市観光協会ホームページより 藤田酒造)

 住吉神社社殿 石岡市井関 2011/08/21
住吉神社鳥居 2016/08/19
2012/01新しい鳥居完成 
 東日本大震災で損傷した鳥居 2011/08/21
 住吉神社社殿 石岡市井関 20160819
 石坂供養塔1 2011/08/21
石岡ルネッ散歩で訪れた住吉神社 2011/08

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